AGAは早ければ思春期から始まる

主に40代以降の男性に多く発症するAGAは、早ければ男性ホルモンが増える思春期あたりの時期に症状を気にする男性もいます。
女性の薄毛と比較すると男性のAGAは判別が容易で、生え際やてっぺんから髪が退行していくことが多いです。
薄毛が始まる部位は男性によって異なり、前側からスカスカになってくる人もいます。
いずれにしても全体的に薄くなるのではなく、特定の部位から脱毛が始まるのがAGAの特徴です。若いから薄毛になる心配はないと考えていると、対策をするタイミングを見逃してしまうので注意してください。
AGAが男性に多く見られるのは、男性ホルモンの分泌量が女性と比べて顕著であり、毛周期のバランスを崩しやすいことが関係しています。
体質的な問題が大きく関係していますが、両親が薄毛であれば遺伝する確率が高いので、若いうちから育毛シャンプーを使用するなどして工夫しておきましょう。
昔の写真と見比べたり、明らかに薄くなっていると体感した場合は、AGAが原因だと考えられます。
AGAの問題はデリケートであり、周りが指摘しづらいことも多いため、自分で気づくことが大切です。
AGAは少しずつ毛量を減少させるので、1年前の写真と比較しても違いはわからないかもしれません。
写真で見極めるためには3~5年前の写真と比較してみるのが得策です。
髪は毎日少しずつ減っていくので、日々の生活のなかで薄毛に気づくのは難しいですが、注意深く観察していれば発見できる場合があります。
AGAの自覚症状でよくあるのは、ヘアスタイルの決まりにくさ、軟毛化などの髪質の変化です。
年齢に負けないボリュームを維持するためにも、早めに気づいて対策をすることが大事です。